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綺麗な葉が魅力的なアデニア ペリエリの発根管理を解説!
この記事ではアデニア ペリエリ/ Adenia perrieriの発根管理の方法を紹介します。
未発根株を2月に購入したので、発根管理を実施したのでその方法をご紹介します。
なかなか発根済の株は販売していないため、発根管理をしたい!という方の参考になったら幸いです。
筆者は今回紹介する方法で無事発根も各出来ました!
・必ず発根を保証をするものではないのでご注意ください。
・また素人の方法になりますので参考程度にとどめてください。
このブログではアガベやコーデックスの個人輸入、発根管理歴4年の筆者が発根管理の方法や植物についての様々な情報を発信しております。
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アデニア ペリエリの基本情報
アデニア ペリエリ/ Adenia perrieriは、マダガスカルのごく一部に地域が原産です。
ペリエリは非常に珍しい小型のトケイソウ科の塊根植物です。
塊根からは太い茎をのばし、ツルを伸ばして成長します。
太い茎は周期的に枯れて落ちるのですが、根元部分は徐々に木質化することで尖った形のベアルートが多いとされています。
ペリエリの最大の特徴はキレイな葉です。
トケイソウ科の植物はもともと葉が綺麗な植物が多いですが、ペリエリは特に美しいと言われ人気の高い品種となっています!
非常に寒さを嫌います。
冬は温室での管理の方が良いかもしれません。
アデニア ペリエリの発根管理手順
ペリエリの発根管理手順を詳しく紹介します!
大まかな手順はこのようになっております。
発根管理の手順と共に発根管理の成功を高めるポイントを詳しく解説させていただきます。
発根管理に必要な道具をこちらの記事にて詳しく紹介しているので是非ご覧になってください!
【7選】アガベ・コーデックス発根管理に必要な道具を徹底解説Step.1
アデニア ペリエリの選定ポイント
- 好みの形を選ぶ
- 表面が緑がかったもの
- 花芽や葉が残っているもの
好みの形且つ鮮度の良いものを選ぶようにしましょう!
鮮度は発根管理において最も重要なポイントです。
ペリエリを購入する際にもなるべく鮮度がいいものを選ぶようにしましょう!
鮮度が良いものを選ぶ際のポイントが存在するのでご紹介させていただきます。
ペリエリのベアルートを購入するとなると基本的にネットでの購入になると思います。
実際に触ったりできないと思うので、画像から好みの形、萎んでおらずしっかりと張りがあるもの、腐っている可能性があるので黒ずんでいるのを避けるようにしましょう。
株の上部はうっすら緑がかってます。
表面が緑がかっており、花芽や葉が残っていると比較的鮮度は良いと思いますので発根確率が高まると考えています。
今回購入したペリエリは画像のように茎がまだ枯れきっておらず、緑色をしているので鮮度が良いと判断しました。
ヤフオクやメルカリなどネットで購入する際などは株の近くから写真を撮ってもらうのが良いと思います!
写真にはないダメージが…
届いてみると、根元ががっつりとえぐれているのが確認できました…
写真では確認できなかったです。
しかし触ってみると柔らかい感じはなくカチカチで、腐りなどではない様子でした。
今回はこのまま発根管理を実施することとしました。
Step.2
発根促進剤等の薬剤に浸ける
短時間だけダコニール、オキシベロンに浸けました!
ペリエリの発根管理は初めてですが、他の植物同様に発根促進剤を使用しました。
発根促進剤は使用しなくても良いですが、輸入した場合は殺菌のダコニールやベンレートはなるべく使用した方が良いと考えます!
使用する場合は以下を参考にしてください。
- オキシベロンとダコニールに半日浸ける
- オキシベロンは100倍希釈
- ダコニールは500mlに対して数滴
オキシベロンとダコニールにそれぞれ3時間程度浸けます。
※通常6時間ずつくらい付けるのですが、根元がえぐれており長時間水に浸けるのは避けた方が良いと判断。そのため今回がいつもよりも短い時間となっています。
消毒用にダコニールに3時間程度浸けています。
ダコニールは500mlに対して数滴垂らして使用しています。
ダコニールで消毒後にオキシベロンは100倍希釈(大体)に同じく3時間程度浸けます。
正直希釈はそこまで細かくせず、おおざっぱにしております。
Step.3
主根は切らずにそのまま植えて土耕で管理をする
- 主根は切らずに実施
- 蒸れに弱いため排水性の高い土、通気性の高い鉢を使う
主根を着る方もいますが筆者は切らずに実施
一般的に発根管理は主根を切ることが多いですが、今回は鮮度も良いと判断し、主根を切らずにそのまま土に植えました。
ただしネットで検索すると主根を切る方もいるようなので、切っても問題ないようです。
主根に腐りが見られる場合はカットした方が良いと考えます。
主根をカットするとネバネバの樹液が出るようなので、その点注意してください。
ペリエリは蒸れに弱いため「排水性の高い土」「通気性の良い鉢」を使用するようにしましょう!
今回使用したのは「GREAT MIX CULTURE SOIL」を使用しました。品質が非常に高くおすすめです!
ペリエリが今回は大きいサイズのため、プラステラに入らなかったためセラアートを使用。
こちらも安価で通気性もよく、発根管理、育成には非常におすすめの鉢となっています。
ふるい付の土入れは微塵をある程度取り除くことも出来ておすすめです!
持ってない方派には非常におすすめしたいアイテムです!
これらに植えたら水をたっぷり上げて微塵を抜き足ります。
水をたっぷりやったらあとは温度の高く、乾燥した場所で管理するだけです!
最初の水やりをするときに活力剤「メネデール」を使用すると良いと言われています!
メネデールは肥料と違い、薬害などが出にくく使いやすいのが特徴です。
発根管理や普段の水やりにも入れると植物が元気になるので非常におすすめです。
Step.4
温度が比較的高く乾燥した場所で管理
- 温度は20度以上にする(重要)
- 乾燥しやすい通気性の良い場所で管理する
温度が20度以上をキープしました!
発根管理では原産地同じような環境にすることが重要です。
ペリエリは寒いのが非常に苦手です。
そのため基本的には20度以上で管理した方が発根の成功率が高いと筆者は考えます。
必要な温度 | 20度以上 |
水やり | 土が乾いたらたっぷりと上げる |
春・夏 | 外管理でOK |
秋・冬 | 気温が低いので屋内 可能であれば温室がベスト! |
気温が低いと発根はしないため、気温・温度は高くなるようにします。
目安としては筆者としては20度以上はあると良いと思っています。
水やりは土が完全に乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。
腰水などは不要と考えています。
管理場所は春・夏は外管理OKです!
秋・冬は気温が低いのでなかなか発根しないので温室があればBESTです!
温室があれば温度を高く維持でき、サーキュレーターで乾燥した状況も作り出すことが可能です。
簡単な温室の作り方もこちらの記事で紹介していますので、是非ご覧になってください!
【初心者必見】コーデックス、アガベの簡易温室を超簡単自作・DIY!発根管理後の進捗
1週間経過で株上部から新たに芽が出てきました。
予想としては画像奥のもともとあった芽の部分から伸びてくると考えましたが、全く別の部分から発芽してきました。
発芽したところから、徐々に葉が形成されてきております。
2週間でここまで出てくるとは予想外でした。
ツルも伸びて、葉もしっかりと形成されペリエリらしい風貌になってきました。
まだ葉っぱの形が異なるので、引き続き管理を行い進捗を共有します。(葉の形が違うのでペリエリじゃない可能性も有??)
まとめ
今回はアデニア ペリエリ/ Adenia perrieriの発根管理について解説させていただきました。
発根済みのペリエリを購入するのも良いですが、発根管理から管理して育てるのも成長が楽しめお勧めです!
是非、ペリエリの発根管理に挑戦してみてください!
このブログでは他にも植物の発根管理方法などもご紹介しているので是非ご覧になってください!