
今回はアガベのベアルート株を購入した際のは発根管理方法をご紹介させていただきます!
始めてベアルート株を買った時、欲しいアガベがベアルート株で発根するか不安になる方も非常に多いと思いますがアガベの発根管理は比較的簡単です。
基本的に水耕栽培が発根したかも確認できるので初心者の方には非常にオススメだと思います!
今回は筆者が最近買った五色万代のベアルートを実際に発根管理を行いましたので、そちらを詳しくご紹介させていただきますので、是非ご覧になってください!
・始めてアガベのベアルート株を購入した方
・ベアルート株を購入しようと検討しているが発根できるか不安の方
アガベのことを知りたい方は先日発売されたこちらの書籍もおすすめです!
監修はあの「鶴仙園」の靏岡秀明さんです!
非常にためになりますし、1年間の月ごとの管理方法なども載っておりますので、アガベをお持ちの方は1冊は持っておきたいものになります!

そもそもベアルート株とは?

土などに植えられていない状態で、根がむき出しのままの状態の株のこと。
栽培株を鉢から抜いて、コンポスト(植え込み材料)が取り除かれて、根が裸になった状態のこと。
写真を見て頂けるとわかりやすいと思いますが、アガベが土に埋まっていない状態になります。
植物を輸入する際には根に土などが付いた状態で輸入することが禁じられているようで、このような形で輸入されてくるのです。
アガベは生命力が強い植物でもあるので、このような状態で輸入してもしっかりと発根管理さえすれば、問題なく発根し育てることが可能となっております!
知らない方は初めて見るとびっくりしますよね…筆者もそうでした!
またアガベ、塊根植物、灌木などのベアルート株・未発根株の発根管理には温室があると非常に便利です!
筆者が実際に作成した自作温室の作り方も紹介しておりますので、是非参考にしてください!
ベアルート株のアガベ発根管理方法
ではここから早速発根管理の方法を詳しくご紹介させていただきたいと思います!
必要な道具
発根管理をするにあたって、必要な道具は大きく分けて5つです!
・オキシベロン(発根を促進する薬剤)
・グローブ
・発根後植え付ける鉢
・不要なペットボトル
上記になります。
剪定ばさみ、オキシベロン、グローブは持っていない方は今後植え替えの際などあると非常に便利のため、お持ちでない場合は購入することをお勧めします!
筆者おすすめのものは以下になります!
価格もお求め安くて単純にデザインがかっこいいです。
レビューを見ると切れ味も問題なしとのことですのでこちら非常にオススメです!

発根を促進するために使用する薬剤となります。
最初にこちらに付けると発根のスピードが速い気がします…笑

アガベを持つ際にアガベはとげが刺さり痛いのでないと作業が苦痛になります。
必ずご用意しましょう!筆者はキャンプの焚火でも使えるこちらのレザーグローブを愛用しております!
小さいベアルート株であれば、こちらのものが価格も安くておすすめです!
マットな感じがチープ過ぎずぎりぎりインテリアにおいても良いと思います。
では次からベアルート株の発根管理の手順を説明させていただきます!
手順➀アガベについている根を切り落とす

まず最初にベアルート株についている根を切り取ってしまいましょう!
ベアルート株の場合ほとんどの場合すでについている茶色く枯れた根はすでに機能していないことが多いので、すべて剪定鋏で切り落としてしまいます!
ほとんどなくなるくらいギリギリまで切ってしまいましょう!
この時グローブを付けることを忘れないでください!


このように根がほとんどない状態まで切ってしまいましょう!
元々付いているものは機能していないことが多いので、切ってしまって問題ありません!
手順➁枯れた、不要な下葉を取り除いていく

・形を整えるために不要な下葉を取り除く
次に枯れている葉がついていればそちらも取ってしまいましょう!
枯れている葉であれば、手で簡単にとることが可能です!
枯れた葉が付いたままだと、病気の原因にもなることがあるので必ず取るようにしましょう!

また株のバランスを整えるために枯れていない葉を取ってしまってもOKです!
かっこよく仕立てるために徒長気味の下葉を取ったりして、かっこよく形を整えましょう!

形を整えるために葉を取っていたら、結局こんなにとってしまいました…
こんなに葉を取っても大丈夫?となると思いますが、アガベは非常に強い植物ですので、これくらいは全然大丈夫ですので好みの形になるように葉を取りましょう!
もちろん枯れた葉を取るだけでも大丈夫ですので、心配な方は健康な下葉は取らないでも大丈夫です!
手順➂オキシベロンに付ける

不要な根を取り除き、枯れた下葉を取り、形をかっこよく整えたら次にオキシベロンに付けていきます!

容量をしっかりと守り、約100倍に薄めたオキシベロンの液に上げべを24時間つけておきます。
今回は筆者は不要なタッパを使用して写真のように漬けました。
五色万代と笹の雪の高さが違ったので合わせるために竹串で五色万代をはさんで高さを合わせました。
手順➃オキシベロン以降は水に付けて毎日水替えする

・水が腐らないように毎日水を入れ替える
オキシベロンに付けた後は普通の水道水に付けて水耕栽培にします。
・根が出たかが簡単に確認できる
・水を変えるだけで管理が簡単
根が出たかどうか簡単に確認が出来るため、初心者の方には非常にオススメとなっております。
すこしでも根が出たら、土に植えてOKです!
手順⑤発根後は土に植え付け、明るい日陰で管理
・株を触ってぐらつかなければ日光が当たる場所へ
・最初のうちは腰水管理OK
発根が確認出来たら、土に植えて行きましょう!
いっぱいねが出ないでも少し出たら土に植えてOKです!
アガベを植える際におすすめの用土は詳しくは別の記事で説明しているので是非ご覧になってください!
オススメはこちらになっております!

土に植えたら、まだ根がしっかりと貼っていない状態での直射日光は株へダメージを与えるので、1週間程度は日陰で管理しましょう。
根がしっかりと張ったかどうかの判断は株を左右に軽くゆすってグラグラしていないかで判断が可能です。
まだ根が張っていない場合は株がグラグラするので、その場合は日陰に継続して置いておきましょう。
株がぐらつかない場合は徐々に日の当たる場所に移していきましょう!
その後は徐々に日光に当たる時間を増やしていき、日光に慣らしていきましょう。
あとは通常の管理でOKです!
アガベはパキポディウムなどに比べると根腐れの心配も少ないので、根が安定していないときは腰水管理でも問題ないと思います!
またアガベ、塊根植物、灌木などのベアルート株・未発根株の発根管理には温室があると非常に便利です!
筆者が実際に作成した自作温室の作り方も紹介しておりますので、是非参考にしてください!
まとめ:発根管理は簡単!
いかがでしたでしょうか?
始めてベアルートを購入する際、購入した際に発根できるか不安になる方が非常に多いと思います。
しかし実際にやってみると非常に簡単でアガベであればほとんどの場合発根すると思います。(筆者はまだこの方法で発根しなかったことがありません。)
是非この記事を参考にベアルート株の購入に挑戦してみてください!
他にもアガベなどの植物について記事を書いておりますので是非ご覧になってください!
またこちらの書籍もひじょうにおすすめとなっておりますので是非ご覧になってください!

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