
今回は現在人気の観葉植物・多肉植物である「アガベの用土」について徹底解説!
用土は植物を育てるのに非常に重要な要素の一つとなります!
植物が本来育つ環境に近づけることで育ちが良くなり、またお持ちの植物の用土を統一することで水やりも安易になります!
アガベの発根管理の方法はこちら!
アガベを育てるのに便利な道具を紹介している記事はこちら!
基本的に用土をネットで買う場合は送料が高くつくことが多いので、Amazonプライム会員になり送料無料で買えたりしますので加入をお勧めします!
用土がなぜ重要か?

・根腐れを防止するため
アガベはメキシコ原産でアメリカ大陸全体に分布している多肉植物であります。
メキシコと言えばサボテンはじめ多くの多肉植物が育っており、そのことからもわかる通り、日光が良く当たり高温で乾燥した土地でもあります。
なのでアガベを日本で育てる際にも、同じような環境=同じような用土にすることで育ちが良くなるのです!
高温で乾燥した土地を好むのにかかわらず、保水性が良く湿った状態の土で育てるとアガベの好む環境ではなくなり成長が良くないのです。
また日本で植物を枯れさせてしまう原因と一つとして、みずのあげすぎによる根腐れがあります。
それを回避するためにも水やりは控えることと、乾きやすい土を使うことが非常に重要です。
なので土をアガベにとって最適な土にすることがアガベを育てるにあたって非常に重要となってくるのです!
用土は配合すべき?市販ので良いの?
よくある疑問で「土を配合すべきか?市販ので良いのか?」という疑問があると思います。
・少量の方、配合が面倒な方=市販のモノ
・こだわりたい方・大量に使う方=配合
上記の通りで良いかと思います!
では細かく互いのメリット・デメリットを見て行きましょう!
市販の土のメリット・デメリット
市販の土のメリットデメリットは下記となります!
自分で配合のメリット・デメリット
自分で配合することのメリットデメリットは下記となります!
では配合のおすすめの土、市販のものでおすすめの土を紹介していきたいと思います!
【配合なし】オススメの土はこれ!
では配合なしの市販の土を見て行きましょう!
【定番】プロトリーフ室内向け観葉・多肉の土
ブランド | プロトリーフ |
原材料 | ・鹿沼土 ・パーライト ・赤玉土 |
価格 | ¥560 2021年7月Amazonにて |
サイズ | 7号鉢用 |
まず価格がお求め安く、初心者の方にオススメの土となっております!
土が粒状でパラパラとした土で微粉も少なく手なども汚れにくく扱いが非常に楽です!
また鹿沼土配合で、鹿沼土はぬれると色が濃くなる性質があるので、土が乾いているか、濡れているかの確認が容易に出来るので、水やりのタイミングがわかりやすいです!
堆肥をしようしていないので、室内の利用でもコバエなど出にくく、観葉植物・多肉植物にもおすすめです!
【基本用土としても】ゴールデン粒状培養土 サボテン・多肉植物用
ブランド | アイリスオーヤマ |
原材料 | ・粒状培養土 ・軽石 |
価格 | ¥890(税込み) 2021年7月Amazonにて |
サイズ | 5L |
あのアイリスオーヤマから発売されている「ゴールデン粒状培養土 サボテン・多肉植物用」は人気もありおすすめの用土になっております!
配合されている用土は粒状培養土と軽石なのですが、注目は「粒状」であること。
普通の培養土と違い粒状であることから、水はけもよくなっております!
もちろんこのままでも使えますが、こちらを基本用土として他の土と混ぜて使う方も多く、人気の用土となっております!
【高品質!】best soil mix
ブランド | BANKSコレクション |
原材料 | ・硬質赤玉土 ・軽石 ・鹿沼土 ・アク抜きココチップ |
価格 | ¥3,520(税込み) 2021年7月Amazonにて |
サイズ | 3リットル×2袋 |
多肉植物、サボテン、塊根植物、ブロメリア等、全ての観葉植物に使用することが可能となっております!
様々な観葉植物を育てる栽培家「杉山拓巳さん」が、長年の経験と試行錯誤を経て完成させた園芸用土です。
硬質の赤玉土を始め、質の良い用土が使わており、硬質赤玉土、鹿沼土や軽石などを独自ブレンドしたこちらの用土は、いかに根を強く丈夫に育てるかという事に焦点を当て作られました。
徹底的に無駄な成分を省いているよう、必要な成分のみを残した基本用土とのこと。
Amazonのレビューも高評価で大事に育てたい株、元気がなくなってきた株用などに使用してみてはいかがでしょうか?
筆者も購入しましたが、確かに根の張りが素晴らしいと思います!
自分で配合したい方はこれ!
では自分で基本用土を配合して質の高い土を作りたい方向けに基本用土と配合の割合を紹介していきたいと思います!
必要な用土と割合はこれ!
➀硬質赤玉土:2
➁硬質鹿沼土:2
➂ひゅうが土:3
➃バーミキュライト:2
⑤パーライト:1
*すべて小粒
上記の通りとなります!
配合の割合に関しては好みに応じて変更しても良いと思います!
一つ一つの用土は安価なので、すべて揃えてもそこまで高くつきません。
また市販の配合された用土より大量に作ることが可能となっております!
各用土の役割について、解説していきます!
➀赤玉土
赤玉土は基本になる用土で排水性保水性を兼ねております。
購入する際には硬質のものがおすすめです!
なので極力「硬質赤玉土」を購入するようにしましょう!
➁鹿沼土
赤玉土同様に保水性、排水性に優れた基本用土となります。
ですが、赤玉土よりも排水性が高い用土となっており、アガベはじめ多肉植物とは相性ががいい用土となっております。
また鹿沼土は濡れると色が変わるので、水やりの目安にもなります!
➂ひゅうが土
ひゅうが土は宮崎県南部で産出される軽石の一種になっております。
ひゅうが土は排水性、通気性が優れており、乾燥した土地で育つアガベや塊根植物と非常に相性の良い用土となっております。
軽石の一種で用土自体も硬いため、中粒などは鉢底石としても利用されております。
➃バーミキュライト
バーミキュライトは保水性、保肥性、無菌性に優れております。
ひゅうが土・鹿沼土で排水性を高め、赤玉土・バーミキュライトで保水性を高め排水性、保水性の両方を兼ね備えた土にする考えです。
アガベにマグァンプK(緩効肥料)を使う方などは効果性を高めることが可能となっております。
⑤パーライト
パーライトは用土に混ぜることで、軽量化、通気性、排水性を高めることが可能です。
パーライトを少し混ぜることで用土を軽量化することを目的として混ぜております。
おすすめ配合方法!
基本用土を解説しましたので、実際に配合の方法を解説していきたいと思います!
基本的な流れ以下となります。
➀ふるいにかけ微粉を取り除く
➁コンテナボックス等に基本用土を入れていく
➂混ぜ合わせる
微粉は取り除くべし!
基本用土を購入すると用土が削れて?微粉(非常に細かい土)が多く含まれております。
そのためふるいにかけて、微粉を取り除くことが非常に重要となります!
ふるいも園芸用のものがあり、非常にオススメです!
筆者はこちらを愛用しております!
コンテナボックスがとにかく便利!

用土を混ぜ合わせる・保管の際にあると便利のアイテムが「コンテナボックス」になります。
用土を混ぜ合わせるのにも使えますし、蓋つきのため混ぜ合わせた用土を保管しておくことも可能です!
他にも用土を混ぜる際、土を鉢に入れる際に園芸用のスコップがあると非常に作業がはかどります!
こちらの商品はステンレスで見た目もカッコいいですし、大中小と大きさも3つあるので鉢のサイズによって使い分けることが出来て非常に便利です!
手軽に配合したい方向け用土
・ゴールデン粒状培養土 サボテン・多肉植物用:2
・ひゅうが土または軽石:3
この配合であればゴールデン粒状培養土の弱点である排水性を軽石またはひゅうが土がカバーしてくれるのでお手軽に配合することが可能です!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
植物を育てるには用土は非常に重要な要素と言えます。
そんな用土はやはりこだわったもの・いい物を使いたいですよね!
是非皆様の参考になると幸いです。
最後に簡単にまとめます。
・少量の方、配合が面倒な方=市販のモノ
・こだわりたい方・大量に使う方=配合
【おすすめの用土3選】
Amazonで購入するのであればAmazonプライム会員になった方がお得です!
【配合例】
➀硬質赤玉土:2
➁硬質鹿沼土:2
➂ひゅうが土:3
➃バーミキュライト:2
⑤パーライト:1
*すべて小粒
・ゴールデン粒状培養土 サボテン・多肉植物用:2
・ひゅうが土または軽石:3


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