今回は現在人気の観葉植物・多肉植物である「アガベの用土」について徹底解説します!
用土は植物を育てるのに非常に重要な要素の一つとなります!
植物が本来育つ環境に近づけることで育ちが良くなり、またお持ちの植物の用土を統一することで水やりも安易になります!
➀アガベに最近はまった方
➁おすすめの用土を知りたい方
➂自分で土を配合してみたい方
アガベについては他の記事でも多数紹介しております!

【初心者必見!】アガベに最適な土の配合例を紹介!市販品or自作の土どちらがいい?疑問解消!

【発根管理】アガベのベアルートの発根管理方法!水耕が簡単が初心者におすすめ!

【害虫対策】アガベのアザミウマ等の対策、効果的な薬品/農薬の解説!

【2023年】コーデックス、アガベにオススメの土ならこれ!BEST SOIL MIXについて徹底解説!
Contents CLOSE
用土がなぜ重要か?

・植物の適した環境にするため
・根腐れを防止するため
アガベはメキシコ原産でアメリカ大陸全体に分布している多肉植物であります。
メキシコと言えばサボテンはじめ多くの多肉植物が育っており、そのことからもわかる通り、日光が良く当たり高温で乾燥した土地でもあります。
なのでアガベを日本で育てる際にも、同じような環境=同じような用土にすることで育ちが良くなるのです!
高温で乾燥した土地を好むのにかかわらず、保水性が良く湿った状態の土で育てるとアガベの好む環境ではなくなり成長が良くないのです。
また日本で植物を枯れさせてしまう原因と一つとして、みずのあげすぎによる根腐れがあります。
それを回避するためにも水やりは控えることと、乾きやすい土を使うことが非常に重要です。
なので土をアガベにとって最適な土にすることがアガベを育てるにあたって非常に重要となってくるのです!
用土は配合すべき?市販ので良いの?
・少量の方、配合が面倒な方=市販のモノ
・こだわりたい方・大量に使う方=配合
よくある疑問で「土を配合すべきか?市販ので良いのか?」という疑問があると思います。
上記の通りで良いかと思います!
では細かく互いのメリット・デメリットを見て行きましょう!
市販の土のメリット・デメリット
・鉢の大きさや必要な量に応じて購入可能
・すでに配合されており、配合する手間がない
・大量に使う場合はコストが高くなる可能性が高い
・自分好みに配合できない
市販の土のメリットデメリットは上記となります!
市販の土の最大のメリットはすでに配合がされており、すぐに使えることだと言えます!
自分で配合のメリット・デメリット
・自分好みの土に配合ができる
・安く大量に作ることが出来る
・配合するのが面倒
・土を種類別に作らないといけない
・後片付けが面倒
自分で配合することのメリットデメリットは上記となります!
アガベにはまってしまうと沼なので今後いくら土があっても足りないという状況になりますので配合してたくさん自分好みの用土を作れるのが最大のメリットとなります!
筆者は基本的に自分自身で配合して使用しております!
では配合する場合のおすすめの基本用土、市販のものでおすすめの土を紹介していきたいと思います!
【配合なし】オススメの用土
では配合なしの市販の土を見て行きましょう!
【定番】プロトリーフ室内向け観葉・多肉の土
ブランド | プロトリーフ |
原材料 | ・鹿沼土 ・パーライト ・赤玉土 |
価格 | ¥560 2023年Amazonにて |
サイズ | 7号鉢用 |
まず価格がお求め安く、初心者の方にオススメの土となっております!
土が粒状でパラパラとした土で微粉も少なく手なども汚れにくく扱いが非常に楽です!
また鹿沼土配合で、鹿沼土はぬれると色が濃くなる性質があるので、土が乾いているか、濡れているかの確認が容易に出来るので、水やりのタイミングがわかりやすいです!
堆肥をしようしていないので、室内の利用でもコバエなど出にくく、観葉植物・多肉植物にもおすすめです!
【最近話題!】花ごころ 塊根植物の土
ブランド | 花ごころ |
原材料 | ・軽石 ・赤玉土 ・鹿沼土 ・ココナッツファイバー |
価格 | ¥1,430(税込) 2023年Amazonにて |
サイズ | 2L×2 |
今まで大手の企業から塊根植物用の用土は販売されていませんでしたが、「花ごころ」から発売が開始されました!
塊根植物用にはなっていますが基本用土が「赤玉土」「鹿沼土」「軽石」「ココナツファイバー」とアガベに最適な基本用土が入っていてアガベに最適と言えます!
迷ったらこれが一番価格と質的にもオススメです!
まだ筆者も購入経験はないですが。おおむね好評価ですのでこの後紹介する「Best soil mix」は少し高いな―という方はこちらがおすすめとなっております!
【高品質!】best soil mix
ブランド | BANKSコレクション |
原材料 | ・硬質赤玉土 ・軽石 ・鹿沼土 ・アク抜きココチップ |
価格 | ¥3,520(税込み) 2023年Amazonにて |
サイズ | 3リットル×2袋 |
多肉植物、サボテン、塊根植物、ブロメリア等、全ての観葉植物に使用することが可能となっております!
様々な観葉植物を育てる栽培家「杉山拓巳さん」が、長年の経験と試行錯誤を経て完成させた園芸用土です。
硬質の赤玉土を始め、質の良い用土が使わており、硬質赤玉土、鹿沼土や軽石などを独自ブレンドしたこちらの用土は、いかに根を強く丈夫に育てるかという事に焦点を当て作られました。
徹底的に無駄な成分を省いているよう、必要な成分のみを残した基本用土とのこと。
ご紹介した「花ごころ 塊根植物の土」よりも微塵がしっかりと抜かれていたりと更に質が高いものと言えます!
Amazonのレビューも高評価で大事に育てたい株、元気がなくなってきた株用などに使用してみてはいかがでしょうか?
筆者も購入しましたが、確かに根の張りが素晴らしいと思います!
予算がある方はこちらが一番オススメです!
ベストソイルミックスについては詳しくはこちらの記事にて紹介しておりますので是非ご覧になってください!

基本用土を使っての配合例

必要な用土と割合
用土 | 割合 |
---|---|
硬質赤玉土 | 2 |
硬質鹿沼土 | 2 |
ひゅうが土 | 3 |
バーミキュライト | 2 |
パーライト | 1 |
自分で基本用土を配合して質の高い土を作りたい方向けに基本用土と配合の割合を紹介していきたいと思います!
筆者の基本用土の配合例は上記の通りとなります!
配合の割合に関しては好みに応じて変更しても良いと思います!
一つ一つの用土は安価なので、すべて揃えてもそこまで高くつきません。
また市販の配合された用土より大量に作ることが可能となっております!
各用土の役割について、解説していきます!
➀赤玉土
赤玉土は基本になる用土で排水性保水性を兼ねております。
購入する際には硬質のものがおすすめです!
「硬質ではない赤玉土」の場合土が崩れ粘土状になり通気性、排水性が悪くなり、根腐れの原因となります!
➁鹿沼土
赤玉土同様に保水性、排水性に優れた基本用土となります。
ですが、赤玉土よりも排水性が高い用土となっており、アガベはじめ多肉植物とは相性ががいい用土となっております。
また鹿沼土は濡れると色が変わるので、水やりの目安にもなります!
赤玉土同様に崩れやすい用土なるので、こちらも「硬質」を必ず選びましょう!
➂ひゅうが土
ひゅうが土は宮崎県南部で産出される軽石の一種になっております。
ひゅうが土は排水性、通気性が優れており、乾燥した土地で育つアガベや塊根植物と非常に相性の良い用土となっております。
軽石の一種で用土自体も硬いため、中粒などは鉢底石としても利用されております。
➃バーミキュライト
バーミキュライトは保水性、保肥性、無菌性に優れております。
ひゅうが土・鹿沼土で排水性を高め、赤玉土・バーミキュライトで保水性を高め排水性、保水性の両方を兼ね備えた土にする考えです。
アガベにマグァンプK(緩効肥料)を使う方などは効果性を高めることが可能となっております。
⑤パーライト
パーライトは用土に混ぜることで、軽量化、通気性、排水性を高めることが可能です。
パーライトを少し混ぜることで用土を軽量化することを目的として混ぜております。
おすすめの用土の混ぜ方

➀ふるいにかけ微粉を取り除く
➁コンテナボックス等に基本用土を入れていく
➂スコップでしっかりと混ぜ合わせる
基本用土を解説しましたので、実際に配合の方法を解説していきたいと思います!
微粉は取り除くべし!
基本用土を購入すると用土が削れて?微粉(非常に細かい土)が多く含まれております。
微粉が多くあると根腐れはじめ多くのトラブルの原因となります。
そのためふるいにかけて、微粉を取り除くことが非常に重要となります!
ふるいも園芸用のものがあり、非常にオススメで用土を混ぜるためにトロ舟があると非常に便利となっております。
筆者はこちらを愛用しております!

コンテナボックスがとにかく便利!

用土を混ぜ合わせる・保管の際にあると便利のアイテムが「コンテナボックス」になります。
用土を混ぜ合わせるのにも使えますし、蓋つきのため混ぜ合わせた用土を保管しておくことも可能です!

このTRUSCOのトランクカーゴは見た目のデザインもかっこよくておすすめです!
他にも用土を混ぜる際、土を鉢に入れる際に園芸用のスコップがあると非常に作業がはかどります!

こちらの商品はステンレスで見た目もカッコいいですし、大きさも2つあり、スコップに網が付いているので微粉を取り除くことが可能です!
手軽に配合したい方向け用土
用土 | 割合 |
---|---|
Best Soil Mix | 2 |
ひゅうが土または軽石 | 1 |
Best Soil MixはそのままBest Soil Mixだけでも使用できますが、軽石の量が筆者的に少なく排水性がいまいちに感じます。
そこで排水性を軽石またはひゅうが土で増すために配合しております!
水やりのタイミングを視認したい場合などはお好みで鹿沼土など他の用土を入れてみても良いと思います!
鹿沼土は濡らすと色が変わるため、土が乾いたかどうかの判断することが可能です!
まとめ
植物を育てるには用土は非常に重要な要素と言えます。
そんな用土はやはりこだわったもの・いい物を使いたいですよね!
是非皆様の参考になると幸いです。
最後に簡単にまとめます。
・少量の方、配合が面倒な方=市販のモノ
・こだわりたい方・大量に使う方=配合
【おすすめの用土3選】
Amazonで購入するのであればAmazonプライム会員になった方がお得です!
【配合例】
用土 | 割合 |
---|---|
硬質赤玉土 | 2 |
硬質鹿沼土 | 2 |
ひゅうが土 | 3 |
バーミキュライト | 2 |
パーライト | 1 |
排水性が高くアガベはじめコーデックスもしっかりと育ってくれます!
お手軽配合例
用土 | 割合 |
---|---|
ゴールデン粒状培養土 | 2 |
日向土or軽石 | 3 |
使いやすいゴールデン粒状培養土をメインの用土として弱点である排水性を高めるためにひゅうが土または軽石を入れることで排水性を高めたお手軽配合例です!
自分で配合は面倒だけどいっぱい用土は欲しい!というかたにおすすめです。