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今回は現在人気の観葉植物・多肉植物である「アガベの用土」について徹底解説します!
用土は植物を育てるのに非常に重要な要素の一つとなります!
・少量の方、配合が面倒な方=市販
・こだわりたい方・大量に使う方=配合
植物が本来育つ環境に近づけることで育ちが良くなり、またお持ちの植物の用土を統一することで水やりも安易になります!
➀アガベに最近はまった方
➁おすすめの用土を知りたい方
➂自分で土を配合してみたい方
このブログではアガベやコーデックスの個人輸入、発根管理歴4年の筆者が発根管理の方法や植物についての様々な情報を発信しております。
【発根管理】アガベのベアルートの発根管理方法!水耕が簡単が初心者におすすめ!
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【初心者必見】コーデックス、アガベの簡易温室を超簡単自作・DIY!
【発根管理】パキポディウム グラキリスの発根管理徹底解説!必要な道具と手順
用土がなぜ重要か?
・植物の適した環境にするため
・根腐れを防止するため
アガベはメキシコ原産でアメリカ大陸全体に分布している多肉植物であります。
メキシコと言えばサボテンはじめ多くの多肉植物が育っており、そのことからもわかる通り、日光が良く当たり高温で乾燥した土地でもあります。
なのでアガベを日本で育てる際にも、同じような環境=同じような用土にすることで育ちが良くなるのです!
高温で乾燥した土地を好むのにかかわらず、保水性が良く湿った状態の土で育てるとアガベの好む環境ではなくなり成長が良くないのです。
また日本で植物を枯れさせてしまう原因と一つとして、みずのあげすぎによる根腐れがあります。
それを回避するためにも水やりは控えることと、乾きやすい土を使うことが非常に重要です。
なので土をアガベにとって最適な土にすることがアガベを育てるにあたって非常に重要となってくるのです!
用土は配合すべき?市販ので良いの?
・少量の方、配合が面倒な方=市販のモノ
・こだわりたい方・大量に使う方=配合
よくある疑問で「土を配合すべきか?市販ので良いのか?」という疑問があると思います。
上記の通りで良いかと思います!
では細かく互いのメリット・デメリットを見て行きましょう!
市販の土のメリット・デメリット
メリット
- 必要な量だけ購入可能
- 自分で配合する手間がない
デメリット
- 価格が高い
- 自分好みの配合ができない
市販の土のメリットデメリットは上記となります!
市販の土の最大のメリットはすでに配合がされており、すぐに使えることだと言えます!
自分で配合のメリット・デメリット
メリット
- 自分好みの土に配合が可能
- 安く大量に配合が可能
デメリット
- 配合・後片付けが面倒
- 保管場所を取る
自分で配合することのメリットデメリットは上記となります!
アガベにはまってしまうと沼なので今後いくら土があっても足りないという状況になりますので配合してたくさん自分好みの用土を作れるのが最大のメリットとなります!
筆者は基本的に自分自身で配合して使用しております!
では配合する場合のおすすめの基本用土、市販のものでおすすめの土を紹介していきたいと思います!
【配合なし】オススメの用土3選
配合無しで購入後そのまま使えるおすすめの用土を3つご紹介させていただきます!
ご紹介する3つはどれもアガベ、コーデックスに最適の用土となっております!
用土には小粒・中粒などありますが、基本的に小粒を購入するようにしましょう!
【おすすめ!】エクサゴノ/GREAT MIX CULTURE SOIL
ブランド | VIIIXAGONO -エクサゴノ |
原材料 | ・富士砂 ・バーミキュライト ・焼成赤玉土 ・焼成鹿沼土 ・焼成日向土 ・焼成有機質バイオ肥料 |
価格 | 5L:¥3,180(税込み) 2024年楽天にて |
サイズ | 3サイズ展開 3L,5L,10L |
VIIIXAGONO / エクサゴノという企業から発売されている「GREAT MIX CULTURE SOIL」になります。
焼成した赤玉土、鹿沼土などを使用しているため非常に高品質の用土となっております。
今回紹介する3つの中で最も用土の質が高く、排水性にも長けており、最もおすすめの用土です!
そのため発根管理や植え替え用にも使えるのでアガベやパキポディウムグラキリスなど高級の植物を大事に育てないのであればこちらの用土がおすすめです!
唯一のデメリットは品質が良いだけに他の用土に比較して価格が高いです…
【コスパ◎】花ごころ 塊根植物の土
ブランド | 花ごころ |
原材料 | ・軽石 ・赤玉土 ・鹿沼土 ・ココナッツファイバー |
価格 | ¥1,430(税込) 2024年Amazonにて |
サイズ | 2L×2 |
今まで大手の企業から塊根植物用の用土は販売されていませんでしたが、「花ごころ」から発売が開始されました!
塊根植物用にはなっていますが基本用土が「赤玉土」「鹿沼土」「軽石」「ココナツファイバー」とアガベに最適な基本用土が入っていてアガベに最適と言えます!
迷ったらこれが一番お求めやすくコスパが高いです!
「塊根植物の土」についてはこちらの記事にてご紹介しております!
【レビュー】今話題の花ごころ「塊根植物の土」を実際に使ってみた|塊根植物、アガベが好きな方におすすめ!是非ご覧になってください!
【もっとも有名】best soil mix
ブランド | BANKSコレクション |
原材料 | ・硬質赤玉土 ・軽石 ・鹿沼土 ・アク抜きココチップ |
価格 | ¥2,200(税込み) 2024年Amazonにて |
サイズ | 3リットル×2袋 |
多肉植物、サボテン、塊根植物、ブロメリア等、全ての観葉植物に使用することが可能となっております!
様々な観葉植物を育てる栽培家「杉山拓巳さん」が、長年の経験と試行錯誤を経て完成させた園芸用土です。
硬質の赤玉土を始め、質の良い用土が使わており、硬質赤玉土、鹿沼土や軽石などを独自ブレンドしたこちらの用土は、いかに根を強く丈夫に育てるかという事に焦点を当て作られました。
徹底的に無駄な成分を省いているよう、必要な成分のみを残した基本用土とのこと。
Amazonのレビューも高評価で大事に育てたい株、元気がなくなってきた株用などに使用してみてはいかがでしょうか?
ベストソイルミックスについては詳しくはこちらの記事にて紹介しておりますので是非ご覧になってください!
【2023年】コーデックス、アガベにオススメの土ならこれ!BEST SOIL MIXについて徹底解説!基本用土を使っての配合例
自分自身で配合をすれば「塊根の土」などを購入するよりもはるかに低価格で大量に土を用意することが可能です!
たくさん植物がある方は自分で配合した方が良いと考えます。
是非筆者の配合例を参考に自分好みの用土を配合してみてください!
必要な用土と割合
用土 | 割合 |
---|---|
硬質赤玉土(小粒) | 2 |
硬質鹿沼土(小粒) | 2 |
ひゅうが土(小粒) | 3 |
バーミキュライト | 2 |
パーライト | 1 |
筆者の基本用土の配合例は上記の通りとなります!
基本的に用土は小粒で統一して購入するようにしましょう!
理由については別の記事には解説させていただきます。
配合の割合に関しては好みに応じて変更しても良いと思います!
各用土の役割について、解説していきます!
➀赤玉土
赤玉土は基本になる用土で排水性保水性を兼ねております。
購入する際には硬質のものがおすすめです!
最もおすすめは「三本線」の焼成、硬質赤玉土です。
しかし最近非常に人気のため欠品していることが多いので、その時は「刀川平和農園 赤玉土」がおすすめとなっております。
三本線まではいかないですが、硬質のためアガベ、コーデックスにぴったりの赤玉土になっています。
「硬質ではない赤玉土」の場合土が崩れ粘土状になり通気性、排水性が悪くなり、根腐れの原因となります!
➁鹿沼土
赤玉土同様に保水性、排水性に優れた基本用土となります。
ですが、赤玉土よりも排水性が高い用土となっており、アガベはじめ多肉植物とは相性ががいい用土となっております。
また鹿沼土は濡れると色が変わるので、水やりの目安にもなります!
赤玉土同様に崩れやすい用土なるので、こちらも「硬質」を必ず選びましょう!
➂ひゅうが土
ひゅうが土は宮崎県南部で産出される軽石の一種になっております。
ひゅうが土は排水性、通気性が優れており、乾燥した土地で育つアガベや塊根植物と非常に相性の良い用土となっております。
軽石の一種で用土自体も硬いため、中粒などは鉢底石としても利用されております。
➃バーミキュライト
バーミキュライトは保水性、保肥性、無菌性に優れております。
ひゅうが土・鹿沼土で排水性を高め、赤玉土・バーミキュライトで保水性を高め排水性、保水性の両方を兼ね備えた土にする考えです。
アガベにマグァンプK(緩効肥料)を使う方などは効果性を高めることが可能となっております。
⑤パーライト
パーライトは用土に混ぜることで、軽量化、通気性、排水性を高めることが可能です。
パーライトを少し混ぜることで用土を軽量化することを目的として混ぜております。
おすすめの用土の混ぜ方
➀ふるいにかけ微粉を取り除く
➁コンテナボックス等に基本用土を入れていく
➂スコップでしっかりと混ぜ合わせる
基本用土を解説しましたので、実際に配合の方法を解説していきたいと思います!
微粉は取り除くことで根腐れ防止に
基本用土を購入すると用土が削れて?微粉(非常に細かい土)が多く含まれております。
微粉が多くあると根腐れはじめ多くのトラブルの原因となります。
そのためふるいにかけて、微粉を取り除くことが非常に重要となります!
ふるいも園芸用のものがあり、非常にオススメで用土を混ぜるためにトロ舟があると非常に便利となっております。
筆者はこちらを愛用しております!
コンテナボックスで保管が便利
用土を混ぜ合わせる・保管の際にあると便利のアイテムが「コンテナボックス」になります。
用土を混ぜ合わせるのにも使えますし、蓋つきのため混ぜ合わせた用土を保管しておくことも可能です!
このTRUSCOのトランクカーゴは見た目のデザインもかっこよくておすすめです!
他にも用土を混ぜる際、土を鉢に入れる際に園芸用のスコップがあると非常に作業がはかどります!
こちらの商品はステンレスで見た目もカッコいいですし、大きさも2つあり、スコップに網が付いているので微粉を取り除くことが可能です!
まとめ
市販の用土
- 少量だけ必要な方
- 配合が面倒な方
自分で配合
- 大量に必要な方
- 品質にもこだわりたい方
植物を育てるには用土は非常に重要な要素と言えます。
そんな用土はやはりこだわったもの・いい物を使いたいですよね!
Amazonで購入するのであればAmazonプライム会員になった方がお得です!
用土 | 割合 |
---|---|
硬質赤玉土 | 2 |
硬質鹿沼土 | 2 |
ひゅうが土 | 3 |
バーミキュライト | 2 |
パーライト | 1 |
排水性が高くアガベはじめコーデックスもしっかりと育ってくれます!
以上となります。
少しでも参考になったら幸いです!
このブログでは他にも植物の発根管理方法などもご紹介しているので是非ご覧になってください!