【発根管理・育て方】ブーファンディスティカの発根管理を徹底解説!

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今回は南アフリカの巨大球根植物の「ブーファンディスティカ」の発根管理について徹底解説させて頂きます。

ブーファンにはブーファンディスティカ(ディスティチャ)とハエマンソイデスの2種類がありますが、今回はブーファンディスティカについての解説となります!

特徴的な球根から左右に分かれた葉を展開する魅力的な植物になります!

是非ご参考にしてください!

この記事がおすすめの方

・ブーファン ディスティカの発根管理をしたい方
・ブーファン ディスティカ育て方を知りたい方

このブログではアガベやコーデックスの個人輸入、発根管理歴4年の筆者が発根管理の方法や植物についての様々な情報を発信しております。

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植物個人輸入、発根管理歴4年
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ブーファン ディスティカ
育て方

まずブーファン ディスティカについて少し開設させていただきます!

夏型なのか冬型なのか不明の植物…

ブーファンは幅広い場所に分布しており、夏型冬型かよくわからないとなっております。

実際筆者の保有する二株は夏に動き出したり、冬に動き出したりと定まっておりません…

置き場所

ブーファンは光が弱すぎると葉が伸びきってしまうのでしっかり光に当てることが重要です。

そのため基本的に屋外管理が○

しかし真夏の強い日差しだと葉焼けする可能性もあるので、夏場は遮光して管理するといいと思います。

また冬は室内管理の方がいいと思います。

ただし冬でも葉を展開していることがあるので、その際は日が当たる窓際や植物用LEDライトなどしっかり光を当てれる環境においた方が良いです。

水やり

基本的には土が乾いたらたっぷりでOK

基本的に土が乾いたらたっぷりと水やりをすればOKだと思います。

葉が展開していない休眠期間も月に2回程度水やりをすると完全に根が乾くのを防げると思うので、月2回程度を目安に水やりを行いましょう。

基本的に辛めの管理で問題ないと思いますが、葉が展開している間で成長させたい場合は多めに水をあげても大丈夫です。

発根管理に必要な道具

必要な道具

・ブーファンディスティカの株
・ルートン
・ベンレート
・ダコニール
・オキシベロン
・鉢
・土
・温室

必要な道具はこれらになります。

発根管理に必要な道具をこちらの記事にて詳しく紹介しているので是非ご覧になってください!

【7選】アガベ・コーデックス発根管理に必要な道具を徹底解説

主に薬品系が多く、届いてから殺菌など発根確率を上げるために必要なものですので、お持ちでないものは購入をおすすめします!

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ブーファン ディスティカ
発根管理の手順

古根をカットし-ダコニール希釈水に浸ける
発根促進剤等の薬剤に浸ける
ルートン塗布して乾かす
通気性の良い鉢、土に植える

放置気味で屋外で管理する

発根管理の大まかな手順はこのようになっております!

詳細に手順を説明させていただきます!

手順①
古根をカットし-ダコニール希釈水に浸ける

ポイント

・余計な根っこは切り落とします。
・500mlに5滴程度ダコニールを入れて半日浸ける

ブーファンディスティカの発根管理の際にまず行うのは根元の殺菌処理です。

今回ブーファンディスティカに古い根がたくさんついていたので、まず古い根をカットしました。

その後ダコニールを希釈水を作ります。

500mlに約5適程度ダコニールを垂らした希釈水にブーファンディスティカを半日程度浸けて置きます。

手順②
発根促進剤等の薬剤に浸ける

ポイント

・オキシベロン100倍希釈で半日浸ける
・画像撮り忘れました…

ダコニール希釈水につけた後は発根を促進させるためにオキシベロンの希釈水に浸けます。

私の場合は100倍希釈で半日ほど浸けます。

濃いのはあまり良くないと思うので、長時間浸けたい場合は薄めの希釈水にして長時間つけるのが良いかと思います。



手順③
ルートン塗布して乾かす

ポイント

・ルートン、ベンレートを塗布!
濡れているときに塗った方が塗りやすい!
・極力薄く塗りましょう!
・画像撮り忘れました…

オキシベロンに半日つけたら、乾かすのですがこの時に筆者はルートンとベンレートを一緒に塗布してしまいます!

乾かしてから塗るという方も多いです。

しかしルートンとベンレートは共に粉状の薬剤のため、乾燥した状態では薬剤がうまくつきません。

そのため筆者はオキシベロンに浸けたあと濡れた状態の時に薬剤を塗布してしまいます!

塗布する際はとにかく薄く塗りましょう!

筆があると便利です!ダイソーなどで安いので十分かと思います!

ルートン、ベンレートを塗布したらしっかりと乾かしましょう!

筆者は丸一日程度乾かしました。





手順④
通気性の良い鉢、土に植える

ポイント

・土は排水性が良い物
・市販品なら「best soil mix」がオススメ!
・鉢もなるべく排水性通気性が良いものが〇

では下処理も済んだので、いよいよ鉢に植え込んでいきます!

鉢はスリット鉢など通気性、排水性が高いものがおすすめです!

土も同様で排水性が高いものがおすすめです!

市販のものであれば、「best soil mix」がおすすめです!

塊根植物、多肉植物のために特別に配合されたものは自分で配合せず、すぐに使用できるので非常にオススメです!

更に水はけを良くするのであれば「best soil mix」「ひゅうが土」を2:1の割合で混ぜて使用するのがおすすめです!

土を自分で配合して使用するのも大量に作れて、コスパが良いのと、自分の水やり頻度などに応じて配合の分量を調整すれば自分好みの土に出来るのでお勧めです!

筆者は基本的にアガベ用の土で塊根植物や多肉植物すべて使用しております。

詳しい配合方法はこちらで解説してますので是非ご覧になってください!

植え込み後は基本的に筆者は微塵を除きたいために水やりを行っております。



手順⑤
放置気味で屋外で管理する

ポイント

・植え込んだら基本的に放置でOK
・夏なら屋外で放置
・冬なら室内で放置
・完全に土が乾いたら水やりを

植え込んだのが筆者は10月だったため、植え込み後は室内で管理しておりました。

基本的に放置しており、月に2回程度水やりを行いました。

球根植物は特段腰水などはせず、気温など条件さえ整えば葉を展開し、根を出すことが多いので基本的に放置で良いと筆者は考えます。

他の方で水耕管理をしていたら腐りそうになったなどの声もあったので基本乾燥気味に管理した方が現地の環境に近くていいかもしれないですね!

経過報告

ポイント

・1カ月半程度で葉が展開し始める!
・2カ月半くらいで葉が大きく展開し、発根も確認!

筆者が植え込んだのが10月だったため、基本的に屋内で管理しておりました。

基本的に放置で、月二回程度水やりを行ったところ、1カ月半(11月中旬)に葉が展開し始めました!

約2か月半で、葉が大きく展開しました。

鉢底から根が出ており、発根も無事確認が出来ました!

太くて丈夫そうな根なので安心しました!

そこからさらに1カ月経過しましたが、特段枯れることなどない様子です。

しかしもう一株この株を管理し始める前から管理していたブーファンディスティカはすでに葉が枯れ始めており、やはり個体によってもともと育った環境によって成長する時期が違うようです。

これが夏型、冬型どちらかよくわからないと言われるゆえんでしょうか。





まとめ:基本放置でも大丈夫!

今回は南アフリカ原産の巨大球根植物のブーファンディスティカの発根管理や育て方についてご説明させていただきました。

パキポディウムグラキリスやパキプスのように手間暇かけて管理するという必要はあまりないと筆者考えます。

基本的な処理した後は春夏ならば屋外で管理、秋冬なら室内で管理。
水やりは土が完全に乾いたらあげる。

上記を筆者は実行したら、無地発根しました。

未発根株は比較的安価に購入が可能ですので、是非この機会にブーファンディスティカの発根管理に挑戦してみてください!

このブログでは様々な植物の発根管理の方法などご紹介しております!

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