
今回は特徴的な樹形が魅力的なユーフォルビアギラウミニアナの発根管理について筆者なりの方法を徹底解説させて頂きます!
ギラウミニアナはユーフォルビアの中でも高価な部類に入り、特に発根済みのもので樹形の素晴らしいものは非常に高価です。
そこで比較的安価に手に入るベアルート/未発根株の発根管理の方法をご紹介させて頂きます!
発根管理で発根した株は発根済みのものより愛着が湧きますので是非トライしてみてください!
あくまで筆者のやり方です。発根を保証するものではないのでご了承ください。
必要な道具
・ユーフォルビアギラウミニアナの株
・ルートン
・ベンレート
・ダコニール
・オキシベロン
・鉢
・土
・温室
必要な道具はこれらになります。
主に薬品系が多く、届いてから殺菌など発根確率を上げるために必要なものですので、お持ちでないものは購入をおすすめします!
以下にリンクを貼っておきます!
必要な道具のリンク




購入した株紹介

今回は初めてメルカリにてたまたま出品されていたので買ってみました!
値段が安かったので不安でしたが、状態は良かったと思います!

ところどころ既に芽吹きがあります!
今回はこちらの株の発根管理をご説明させていただきます!
発根管理の手順
➀ダコニール希釈水に浸ける
➁オキシベロン希釈水に浸ける
➂薬剤を塗布して乾かす
➃鉢に植え込む
⑤温度高め、乾燥気味に管理
ではここから実際の発根管理の方法を説明させて頂きます!
ユーフォルビアの発根管理の注意点

塊根植物、コーデックスの発根管理を行う際に主根を切ることが多いですが、ユーフォルビアに関しては筆者はあまり主根を切りません。
切っても大丈夫なのですが、ユーフォルビアの特徴の白い液が出るため、筆者はあまり切りません。
もし切る場合はしっかりと乾かして白い液が止まってから処理をするようにしましょう!
手順①ダコニール希釈水に付ける
・500mlに5滴程度ダコニールを入れて半日浸ける
・画像撮り忘れました…
ギラウミニアナの発根管理の際にまず行うのは根元の殺菌処理です。
今回ユーフォルビアギラウミニアナに関しては主根を切らずに処理を進めます。
まずダコニールを希釈水を作ります。
希釈水はいつも適当なのですが…500mlペットボトルに5滴程度入れております。
そちらにギラウミニアナを入れて、半日ほど浸けておきます。
筆者は朝にやる場合は仕事帰りまで、夕方〜夜に浸ける場合は朝起きるまでやっております。
手順②オキシベロン希釈水に漬ける
・オキシベロン100倍希釈で半日浸ける
・画像撮り忘れました…
ダコニール希釈水につけた後は発根を促進させるためにオキシベロンの希釈水に浸けます。

私の場合は100倍希釈で半日ほど浸けます。
濃いのはあまり良くないと思うので、長時間浸けたい場合は薄めの希釈水にして長時間つけるのが良いかと思います。
手順③薬品塗布してから乾かす!
・ルートン、ベンレートを塗布!
・濡れているときに塗った方が塗りやすい!
・極力薄く塗りましょう!
・画像撮り忘れました…
オキシベロンに半日つけたら、乾かすのですがこの時に筆者はルートンとベンレートを一緒に塗布してしまいます!

乾かしてから塗るという方も多いです。
しかしルートンとベンレートは共に粉状の薬剤のため、乾燥した状態では薬剤がうまくつきません。
そのため筆者はオキシベロンに浸けたあと濡れた状態の時に薬剤を塗布してしまいます!
塗布する際はとにかく薄く塗りましょう!筆があると便利です!
ルートン、ベンレートを塗布したらしっかりと乾かしましょう!
手順④鉢に植え込む
・土は排水性が良い物
・鉢もなるべく排水性通気性が良いものが〇
下処理も済んだので、鉢に植え込んでいきます!
鉢はスリット鉢など通気性、排水性が高いものがおすすめです!

土も同様で排水性が高いものがおすすめです!

土の配合はアガべの土と同様のものを使用しております!
こちらで解説しております!
植え込んだ後は筆者すぐに水やりを行い、微分を取り除きます!
手順⑤温度高めで乾燥気味に管理
水やり:土が完全に乾いたら水やり
温度:25度前後
しっかり風をサーキュレーターで回しましょう!
ギラウミニアナは乾燥した土地に自生しています。
そのため腰水管理などはせずに、乾燥気味に管理します。
アガベなど腰水管理するものもありますが、ギラウミニアナは乾燥した土地が好みなので乾燥気味に管理します。
温室をお持ちの方は温室での管理が温度や湿度も管理しやすいのでおすすめです!
温室をお持ちでない方は別の記事で簡単な温室の作り方をご紹介してますので是非ご確認下さい!
湿気に比較的弱い植物だと思いますので、サーキュレーターで風をしっかりと回すことも重要だと思います。

あとは発根するまで根気良く待ちましょう!
植え込み後すぐに葉が出てくることもありますが、発根していないこともあります。
葉が多く展開し、調子を崩さず長い間管理できていれば発根出来ていると思います!
発根管理2か月後の様子


葉が展開されて、花も展開されたりしております。
根を目視で着ておりませんが、恐らくしっかりと根を張っていると思います!
ユーフォルビアは強い植物なので、新鮮な株で管理をしっかりとおこなえば発根はそこまで難しくないように思います。
まとめ:株の鮮度にもよりますが比較的簡単?!
いかがでしたでしょうか?
今回はユーフォルビアギラウミニアナの発根管理についてご紹介させていただきました!
発根を保証する方法ではありませんが、株が新鮮な物であれば比較的簡単に発根が可能かと考えます。
是非参考にしてみてください!
他にも植物についての生地も書いてますので是非ご覧になってください!
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