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この夏、お盆の帰省で東海道新幹線(大阪→東京)で「お子さま連れ専用車両」を利用しました!
生後4か月の赤ちゃんを連れての初めての長距離移動は正直ハードルが高く、泣いてしまわないか、周囲に迷惑をかけないか不安でいっぱいでした。
そんな中で見つけたのが「お子さま連れ専用車両」です。
対象便は限られますが、実際に使ってみると通常車両とはまったく違う安心感があり、赤ちゃん連れにとって非常にありがたいサービスでした。
今後新幹線利用を感がているママパパの参考になったら幸いです!

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予約方法と対象列車について
「お子さま連れ専用車両」はすべての便にあるわけではなく、お盆や連休などの一部の期間と時間帯に設定されています。
今回利用したのはお盆時期の大阪発→東京行き。予約は乗車日の1か月前から可能で、私はスマートEXを利用しました。
指定席と同じように座席を選べますが、対象便が少ないため、繁忙期は予約開始直後の乗車日の1か月前に押さえるのが安心です!
ベビーカー利用のご家庭も多く、座席位置によっては置き場を工夫する必要がありました。
予約方法については別で紹介しているので是非ご覧になってください!
車内の雰囲気:同じ境遇のご家族ばかりで安心

お子さま連れ専用車両に入った瞬間に感じたのは、周囲がみんな同じく子供連れののご家族ばかりという安心感でした。
普段電車などで感じる「申し訳ない感じ」や視線を気にせず過ごすことができました。
周りの赤ちゃんの泣き声や子供が遊びまわることでの騒音について心配していましたが、思ったより静かでした。
泣き出した赤ちゃんは保護者が車両間に移動してあやすことが多く、少し大きい子供はみんなゲームをしたりタブレットで動画を見たりと大人しく過ごしていました。
歩き回る人の出入りが多く、子供の声なども聞こえ、他の車両よりは賑やかですが、全体としては「想像していたより快適」でした。
ベビーカー事情:大きめでもOK、でもコンパクトが便利

「お子さま連れ専用車両」ではベビーカーを利用するご家庭がとても多く、車内の光景として印象に残りました。
我が家はApricaの Luce Free という大きめサイズを利用しましたが、一番前の席、中間の席でも足元に置くことは可能でした。
一方で、サイベックスの Libelle のようにコンパクトに折りたためるベビーカーを持つご家庭は、座席上の荷物棚に載せていてとても快適そうでした。


足元を広く使えるため、長時間の移動では大きな違いが出そうです。
ベビーカー選びが移動の快適さを左右すると改めて感じました。
設備面での安心感:広いトイレとおむつ用ゴミ箱

「お子さま連れ車両」で特にありがたかったのが、車両近くにある多目的トイレの存在です。
車いす利用者も使えるためとても広く、おむつ替えもしやすい環境でした。
トイレができる子どもがいる場合も親子では入れるほどの大きさです。
おむつ用のゴミ箱も完備されていて、使い終わったオムツをそのまま捨てられるのは大きな安心ポイント。
赤ちゃん連れにとって少しでも荷物を減らせることは非常に助かります。

おむつ替えの台も十分な大きさもあり、窮屈ということはありませんでした。
特段汚れも気になりませんでしたが、新幹線の揺れがあるのでしっかりベルトをしておむつ替えをする必要があります。

汚れや清潔感を気にする方はプッパプーポ 防水おむつ替えシートがおすすめです
非常に薄いですが防水性があり、おしっこをしてもおむつ替えの台を汚さない、おむつ替えの台の直接置きたくない方には非常におすすめです!

他の車両のトイレはおむつ替え用の台はついてはいるのですが、トイレ自体が広くないので少々窮屈です。
その点「お子様連れ車両」横のの11車両と12車両の間のトイレは広くて快適でした!
車いす利用の方も利用しますので、子供専用ではないので注意しましょう!
注意点:トイレ利用は混雑しやすい
便利な多目的トイレですが、お子さま連れ専用車両ならではの注意点もあります。
多くの保護者が授乳やおむつ替え、親子での利用のためにこのトイレを使うので、時間帯によっては行列ができてしまいます。
赤ちゃんが急にぐずると焦ってしまうので、早めに声をかけて余裕を持って行動するのが安心です。
通常車両との比較:帰り道はヒヤヒヤ

東京→大阪の帰り便では通常の指定席を利用してみました。
確保した席は12号車の1列目です。
予約時に可能であれば一番前の席がおすすめです!
理由はお子様連れ車両と同様に多目的トイレが近く車両間のスペースも広いので泣いた場合もあやすことができます。
さらに足元のスペースが中間の席よりも広いためベビーカーなどを置いても多少ゆったりします。
通常車両はお子さま連れ車両とは違い、子連れの方が圧倒的に少ない状況でした。
そのため赤ちゃんが泣かないかと、常に心配な気持ちで過ごしました。
日程が合うのであればお子様連れ車両を利用したほうがせっかくの旅行のストレスを軽減できると思います。
ただあまり泣かない子であれば、お子様連れ車両ではなく通常車両でも問題ないと思いました。
荷物が多い場合は事前に配送がおすすめ

今回の帰省は3泊4日で、1泊以上のお泊りは今回が初めてでした。
ベビーカーに抱っこ紐、着替えやおむつ、哺乳瓶、ミルク、お風呂用のシャンプーなど今まで夫婦で行く旅行よりも荷物が圧倒的に増えました。
新幹線の移動でキャリーバッグを持っての移動は非常に大変と考え、親の荷物、赤ちゃんの荷物すべてを事前に宿泊先の品川プリンスホテルに配送をしました。
これが大正解でした!
東京に向かう日はいつもお出かけする量の荷物で済みました。
子連れの帰省・旅行を検討している方はぜひ参考にしてください!
まとめ:赤ちゃん連れには一度試してほしい選択肢
初めて利用した「お子さま連れ専用車両」は、安心感と快適さを与えてくれる素晴らしいサービスでした。
もちろん対象便が少なく予約が取りづらいという課題はありますが、時間が合えば積極的に利用したいと思います。
特に周りの方も同じような方ばかりなので、「泣いてしまったらどうしよう…」など気にしないでもよいので過ごしやすく、赤ちゃん連れにおすすめできる選択肢です。
これから小さなお子さんと新幹線に乗る方は、ぜひ一度検討してみてください!