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アパレル業界での仕事は洋服好きの方であればすごく楽しいものだと思います!
しかしその反面給与面や将来性や勤務形態に不安があったり、転職を考える方も多いと思います。
またメリットと思っていることも実はデメリットとなっていることも非常に多いです…
この記事では元大手セレクトショップ販売員からSaaS業界のカスタマーサクセスに転職した運営者が実体験をもとにアパレル業界で働き続けるメリットデメリットと意外な落とし穴についてご紹介します!
アパレル業界で働いていてメリットと感じているけど意外な落とし穴は多数あり、それらが自分自身の今の状況を作っていたり、実は転職しようと考えるきっかけになっていたりします。
しっかりとアパレル業界のメリットデメリットと落とし穴を抑えることで、自分は転職すべきかの判断材料になったらうれしいです!
アパレル業界のメリットは本当にメリット?
アパレル業界だからこそのメリットも多数存在します!
しかし実はどれもよく考えてみると、自分自身の首を絞めつけているようなことも案外多いです。
確かにメリットではあるのですが、それが引き起こす他への影響もしっかりと考えてみましょう!
洋服好き同僚が多い
→洋服に散在する人が多い
僕が販売員の時になによりも楽しく働けていたのは洋服が好きで気の合う同僚がいたからだと思います。
会社の先輩後輩とはよく飲みに行ったり、休みが合えば買い物に行ったりなんかもしてました。
高級なビンテージの服を買ったり、高級時計を買って互いに自慢したりもしていましたが、それは裏返すと
洋服好きで洋服に散在する仲間が多い
=自分自身も洋服に散在しやすい環境にいる
将来をあまり考えておらずお金のリテラシーが低い方が多いということ。
年収が高い人が周りにいないということです。
自分自身をしっかりと律することができる方は問題ないのですが、全員が全員ではないと思いますし、結構周りに流される方も多いと思います。
アパレル業界の方はお金は洋服に使うものと考えている方が非常に多いです。
洋服にはお金を使うのですが、投資などしている方は皆無だったり、貯金が全然ない先輩なんかも非常に多かったです…
そういった方とずっと一緒にいると自分自身で勉強して、お金に対しての知識を付けるしかないのです。
年収も自分と一緒くらいの人が周りにいると自分も今のままでいいと流されてしまうことも多いと思います。
年収が自分と同じくらいの人しか周りにいないとどう頑張っても年収が上がらないということです。
確かに洋服好きという同じ趣味を持つ人と一緒にいると非常に楽しいのですが、それが案外罠だったりするのです。
好きな洋服が安く買える
→知らないうちに洋服に散財している
洋服好きであれば何よりもうれしいのが社員割引ではないでしょうか?
私もうれしくかなり散財していたが、これが完全に落とし穴で給与が上がらない中でもたくさん洋服を買ってしまい、自分で自分の首を絞めてしまうのです。
それに回りにいる方も同様で同じような洋服好きが多いので、みんながみんな散財しているので、それが悪いと気づかないのです…
アパレル業界で働いていて知らない方も案外多いかもしれませんが、国内の全世帯の年間支出は下記の通りとなっております。
2020年の洋服の全世帯の年間支出はわずか37149円だった。
洋服への年間支出はわずか37149円、2000年の調査結果から約半分の金額に
2019年の46709円から一気に20%減となったが、理由は昨年からのコロナ不況によるものと考えられるだろう。
年間での支出の平均は「37,149円」ですが、これはアパレル業界で働く方からすると、月の支出になると思います。
アパレル≒小売業の平均年収は業種別でみてもかなり低いです。
その低い年収の中で毎月毎月社割で洋服を大量に買っていれば、より給与が欲しいとなっていくのです…
シフト制のため休日の融通が利く
→まとまった連休が少ない
基本的にアパレル業界(本部は除く)はシフト制で希望休の制度があるので休みたい日があれば月に1日~2日程度希望通り休めるところもあると思います。
そのためある程度友人との予定なども合わせやすかったりすると思います。
また大手であれば月9日~10日休みをいただけると思いますので、連勤も4日間くらいが最大だと思いますので案外楽だったりします。
しかし、まとまった連休を取れることはかなり少ないです。
ゴールデンウィークや年末年始は稼ぎ時なので連勤を強いられ、連休をもらえることはかなり少ないのではないでしょうか。
確かに平日休みは土日休みに比較するとどこも混雑もしていないですし、旅行なども安く行けるのは単純にメリットで私自身も休めるのであれば平日休みの方が良いです。
しかし年末年始、GWなど長期連休があるのはリフレッシュもできてやはり最高です!
販売の仕事が楽しい
→販売スキル以外のスキルが身に付きにくい
アパレルの販売員をしていて、販売が楽しい!と思っている方も非常に多いと思います。
確かに販売員の仕事は楽しく、顧客様が増えやりがいも私自身も感じており、本当に素晴らしい仕事だと思います!
しかし販売での仕事はコミュニケーションスキルは身に付きますが、それが以外のスキルは身に付きにくいです。
もちろんコミュニケーションスキルは他の業界に行っても強力な武器になります!
ただし基本的な「ビジネスマナー」や「PCスキル」は転職してからもっと身につけばよかったと思いました。
ビジネスマナーはTo C(消費者)相手であれば特段問題ないのですが、ビジネスメールの送り方や商談での名刺交換や名刺の置き方など営業の方などからしたら当たり前のことがいまいちわからないことも多かったです。
特にPCスキルはかなり重要だと思います。
資料作成などのパワポやエクセルのスキルや議事録を入力したりする基本的なタイピングスピードなどの基本的なPCスキルはマストです。
ただ販売員だとなかなかPCを触る時間も少ないので、PCスキルが身につきにくいです。
転職するにあたってこの辺りは事前に自己学習するしかないので転職を考えていてタイピングが遅い、Excelの基本的な関数を知らないという方は事前学習をおすすめします!
筆者はこちらの本を買って勉強しました!
アパレル業界のデメリット
アパレル業界のメリットを挙げさせていただきましたが、もちろんデメリットもあります。
ただし個人的にはデメリットの方が少ないような気がします。
給与が上がりにくい
一番転職を考える一番の理由がこれだと思います。
アパレル業界(小売業界)の年収は他の業界に比較すると低いのです!
この業界の構造上、アパレル業界ではいくら頑張っても給与が上がりにくいのです。
僕が転職したSaaS業界は所謂IT業界で基本給がアパレルにいた時よりも高いです。
なので転職するとおのずと基本給はUPしますし、昇格の制度などもしっかりとしておりアパレルの時に比較すると昇格・昇給がしやすい印象を受けます。
またSaaS業界はこれから未だ成長途中の企業だと考えます。
今後より会社の規模が大きくなればなるほど、今後のキャリアパスが広がっていくと思います。
それはアパレル業界と違って店舗数が決まっている=店長になれる人数がすでに決まってしまっているのと違い、今後自分の頑張り次第でいくらでも道は開けると思います!
頑張ってもなかなか給与が上がらなかったり、今後のキャリアパスが不明確と言われるのは明らかにデメリットだと言えます。
まとめ:アパレル業界での実態を把握し転職すべきか考えよう!
転職してみて一番思うのは、結局ないものねだりだなということです笑
アパレル業界だからこそのメリットとデメリットをしっかりと把握することで、
- 転職後の生活は自分が求めるものなのか?
- 今後のライフステージを考えて平日休み、今の給与で良いのか?
これらをしっかりと考えて、転職すべきかどうか考えるというのもいいと思います。
読んでいただいた方の参考になったら幸いです。
もし転職に迷うのであれば、「転職サイト・エージェント」に登録してプロのエージェントの方に相談してみることをお勧めします!
転職活動はノーリスクです!
他の会社を見てみてより良い条件があれば転職、なければ今の会社で頑張ればいいのです!
- リクルートNext(サイト型)
- リクルートエージェント(エージェント型)
- doda(エージェント型)
- クリーデンス(エージェント型、アパレル転職特化)
このブログではアパレル業界からSaaS業界に転職し年収アップした運営者どのようにして、転職したのかなど体験談を記載しております!