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今回はアガベをベラボンを使用して初心者の方でも簡単出来る発根管理を紹介します。
ベラボンを使用すること、アガベの根の成長を促進し、成功率を高めることができます!
別の記事では水耕、水苔での発根管理の方法もご紹介しております!
【発根管理】アガベのベアルートの発根管理方法!水耕が簡単が初心者におすすめ! 【発根管理】アガベを水苔で発根管理する方法徹底解説!この記事では、初心者の方でも迷わずに取り組める手順を詳しく解説します。
必要な道具等も紹介してますので是非ご参考にしてください!
このブログではアガベやコーデックスの個人輸入、発根管理歴4年の筆者が発根管理の方法や植物についての様々な情報を発信しております。
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発根管理の種類別メリット・デメリット
ベラボンの発根管理の説明に入る前にアガベの発根管理のそれぞれのメリットデメリットを把握しておきましょう!
発根管理と言っても「水耕」「土耕」「水苔」「ベラボン」など様々な方法がありますのでご自身のに合った発根管理をしましょう!
メリット
土耕 | 土に植え替える必要がなくなる。 最初から土に合った強い根が生えてくる。 |
水耕 | 特段道具も不要で手軽にできる。 発根したかの確認が容易。 |
水苔 | 水苔に植えるだけなので簡単にできる。 根の質が土に近い。 |
ベラボン | ベラボンに植えるだけなので簡単に出来る。 根の質が土に近い。 |
デメリット
土耕 | 発根の確認するのが面倒 |
水耕 | 水替えが面倒 徒長しやすい |
水苔 | 通気性を良くしないとカビが発生することがある |
ベラボン | 通気性を良くしないとカビが発生することがある |
今回紹介するベラボンは非常に根の質が土で管理したときと同じようなしっかりとした根が出るように感じています。
また管理も非常に楽なのですが、通気性を高めないとカビることもあるので注意が必要です!
それでは実際のベラボンを使ったアガベの発根管理の手順や必要な道具等をご紹介させていただきます!
アガベのベラボン発根管理で必要なもの
- アガベ 今回はスナグルトゥース
- ベラボン
- セリアのザル付き「しっかりパック」
- 剪定ばさみ
- オキシベロン等の発根促進剤
- ダコニール等の殺菌剤
- 温室(冬など気温が低い時)
これらがあれば発根管理を成功させる確率が高まると考えます。
温室に関しては別の記事にて筆者が実際に使用している温室の作り方も紹介しておりますので是非ご覧になってください!
【初心者必見】コーデックス、アガベの簡易温室を超簡単自作・DIY!注意点
素人の発根管理方法ですのでご注意ください。
必ず発根を保証するものではないのでご注意ください。
あくまで素人の方法ですのでその点だけご了承ください。
ベラボンを使ったアガベ発根管理の手順
大まかな手順はこのようになっております。
手順と共に発根管理の成功を高めるポイントを詳しく解説させていただきます!
手順①
アガベの枯れた根をカットする
まず最初に枯れた根をカットします。
アガベの根は大きさにもよりますが、非常に立派でかなりの太さがあるものもあります。
普通のはさみなどではカットがしにくいので、剪定ばさみを用意しましょう!
このような感じで値を綺麗にカットしてしまいます。
もちろん残してもいいのですが、筆者は毎度切るようにしています。
手順②
発根促進剤等の薬剤に浸ける
不要な根を取り除いたら発根促進剤、殺菌剤に浸けていきます。
筆者がいつも利用する薬剤
- 発根促進剤:オキシベロン
- 殺菌剤:ダコニールorベンレート
まず殺菌としてダコニールやベンレートに約半日~1日付けておきます。(殺菌剤の容量はいつも適当です…)
その後に約100倍に薄めたオキシベロンの液に上げべを24時間つけておきます。
不要なペットボトルを使用して写真のように浸けています。
手順③
ベラボンを用意する
アガベを薬剤に浸けて殺菌、発根促進の下処理が終わったらベラボンで発根管理を行うため、ベラボンと容器を用意をしていきます。
ベラボンを発根管理に使用した理由
- 配合の必要がないので扱いが楽
- 保温性が優れている
- 保水性や保温性、通気性が優れている
- 燃えるごみで捨てることが可能(自治体により違うため注意!)
モンストローサの発根管理でベラボンをしようしたため余ったのが家にちょうどあり、水苔でも発根管理ができるのであればベラボンでも出来ると考えたため、今回はベラボンを使用してみました!
天然のヤシの実のスポンジ状繊維を特殊に砕いてチップにし、植物を植え込む土にかわる植え込みツールとして利用できるように加工したものです。 もともとヤシの実は水を吸わないものなのですが特殊な加工がされ水を吸うようになっている。
ベラボンを使用したコミフォラ モンストローサの発根管理の方法はこちらでご紹介しております!
【発根管理】コミフォラ モンストローサ/commiphora monstruosa発根管理方法を徹底解説!手順と必要な道具も紹介今回ベラボンで発根管理を実施するにあたって、非常におすすめの容器を100円ショップのセリアで見つけました!
セリア 「しっかりパックT」
この容器の良いところは、ザルが付いていて取り外しができるところです!
そのため容器に水を入れ、ザルにベラボンを入れることが出来、水を入れ替えたりするのが非常に簡単に出来るのです!
詳細は後ほど紹介させていただきます!
まずベラボンで発根管理を行うので、ザルにベラボンを入れていき、水を入れベラボンを湿らせて置きます!
水はザルにちょうどかかるくらいの水位で管理するようにしてみました!
基本的にベラボンを湿らせたい状態で今回は管理してみました。
これでベラボンでの発根管理の準備は終了です!
あとはスナグルトゥースをベラボンに刺していくだけです!
根を処理して根がない場合は少しぐりぐりと押し込んで刺すように植え込んでみました。
今回は5つスナグルトゥースを購入したので、このような配置で植えてみました。
あとは暖かい場所で管理をしていきます!
手順④
温度の高い通気性の良い場所で管理する
アガベをベラボンに植えたらあとは暖かい場所で管理し、発根するのを待ちます。
筆者管理の環境
温度 | 25度~30度程度 |
置き場所 | 直射日光の当たらない明るい場所 温室の場合LEDライトに近づけ過ぎない |
風 | 屋外であれば問題なし 温室であればサーキュレーターで風を回す |
気温が高い春~夏は室内や屋外で管理しても発根すると思いますが、秋から冬などは温室を作り、その中で発根管理した方が容易に発根が可能です!
筆者はいつも温室で発根管理を行うようにしています!
その方が発根が早い気がするからです。
水の鮮度を保つため、ベラボンをなるべく湿らせた状態を保つために、毎日容器の水を交換します!
この時にザル付きのためザルと容器を分けることが出来るので水を簡単に入れ替えることが可能です!
早ければ数日で発根することが出来ます!
手順⑤
アガベが少しでも発根したら植える
早ければ数日で発根が確認できます。
抜こうとして抜きづらいと発根している可能性が高いです。
抜いてみて発根を確認出来たら、土に植えましょう!
少しだけ発根したら土に植えてOKです!
用土は水はけがよい用土を使用しましょう!
また鉢も根がしっかりと成長するまではプレステラなどの通気性の良い鉢がおすすめとなっております!
アガベを植える際におすすめの用土は詳しくは別の記事で説明しているので是非ご覧になってください!
植えた後はたっぷりと水を上げて、土の微塵を取り除きます。
発根管理中の水やりは肥料を使うことはNGですが、活性剤は発根促進にもなっておすすめです!
筆者は3回に1回程度はメネデールの希釈水を上げるようにしております!
また根が出始めたころは普段よりも多めに水やりを行い、なるべく水を吸わせて成長させるようにしています。
土に植えたら、まだ根がしっかりと貼っていない状態での直射日光は株へダメージを与えるので、1週間程度は日陰で管理しましょう。
根がしっかりと張ったかどうかの判断は株を左右に軽くゆすってグラグラしていないかで判断が可能です。
まだ根が張っていない場合は株がグラグラするので、その場合は日陰に継続して置いておきましょう。
株がぐらつかない場合は徐々に日の当たる場所に移していきましょう!
その後は徐々に日光に当たる時間を増やしていき、日光に慣らしていきましょう。
アガベはパキポディウムなどに比べると根腐れの心配も少ないので、根が安定していないときは腰水管理でも問題ないと思います!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
始めてベアルートを購入する際、購入した際に発根できるか不安になる方が非常に多いと思います。
しかし実際にやってみると非常に簡単でアガベであればほとんどの場合発根すると思います。(筆者はまだこの方法で発根しなかったことがありません。)
水苔の発根管理はここ数年で非常にメジャーな方法になりましたが、ベラボンでも発根管理は可能です!
また観葉植物を育てている方は土に混ぜたりして使用することもできるので、是非ベラボンでも発根管理も挑戦してみてください。
是非この記事を参考にベアルート株の購入に挑戦してみてください!