【発根管理】アデニア・ペチュエリー(Adenia pechuelii)の発根管理を徹底解説

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綺麗な葉が魅力的なアデニア・ペチュエリーの発根管理を解説!

この記事では今回はアデニア族の王様といわれるアデニア・ペチュエリー(Adenia pechuelii)の発根管理の方法を紹介します。

最近ヤフーオークションで発売されており、未発根株を購入したので、発根管理を実施したのでその方法をご紹介します。

なかなか発根済の株は販売していないため、発根管理をしたい!という方の参考になったら幸いです。

注意点

必ず発根を保証をするものではないのでご注意ください。
・また素人の方法になりますので参考程度にとどめてください。

このブログではアガベやコーデックスの個人輸入、発根管理歴4年の筆者が発根管理の方法や植物についての様々な情報を発信しております。

この記事の筆者
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植物個人輸入、発根管理歴4年
ファッション・植物ブロガー

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アデニア・ペチュエリーの基本情報


アデニア・ペチュエリー(Adenia pechuelii)は、アデニア族の王様といわれ、非常に希少価値の高い植物です。

アデニア・ペチュエリーは、膨らんだ球状の根部が特徴で、地上部は小さな緑色の葉がつきます。根が観賞価値の主なポイントです。

ナミビア、ボツワナなどの乾燥地帯が原産で、乾燥した砂質の土壌で自然に生育します。

寒冷地には弱く、冬は室内で育てるのが推奨されます。成長が非常に遅いです。

アデニア・ペチュエリーの発根管理手順

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アデニア・ペチュエリーの発根管理手順を詳しく紹介します!

株(アデニア・ペチュエリー)の選定

主根を切り、発根促進剤等の薬剤に浸ける

乾燥後に鉢に植えて管理をする

温度が高く乾燥した場所で管理

大まかな手順はこのようになっております。

発根管理の手順と共に発根管理の成功を高めるポイントを詳しく解説させていただきます。

発根管理に必要な道具をこちらの記事にて詳しく紹介しているので是非ご覧になってください!

【7選】アガベ・コーデックス発根管理に必要な道具を徹底解説

Step.1
アデニア・ペチュエリーの選定ポイント

アデニア・ペチュエリーの選定ポイント

  • 好みの形を選ぶ
  • 表面が緑がかったもの
  • 花芽や葉が残っているもの
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好みの形且つ鮮度の良いものを選ぶようにしましょう!

鮮度は発根管理において最も重要なポイントです。

アデニア・ペチュエリーを購入する際にもなるべく鮮度がいいものを選ぶようにしましょう!

鮮度が良いものを選ぶ際のポイントが存在するのでご紹介させていただきます。

アデニア・ペチュエリーのベアルートを購入するとなると基本的にネットでの購入になると思います。

実際に触ったりできないと思うので、画像から好みの形、萎んでおらずしっかりと張りがあるもの、腐っている可能性があるので黒ずんでいるのを避けるようにしましょう。

肌が緑の株がおすすめ

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うっすら緑のものがおすすめ!
皮を少し剥いでると緑の表面が見えるのが〇

表面が緑がかっていると比較的鮮度は良いと思いますので発根確率が高まると考えています。

今回購入したアデニア・ペチュエリーは画像のようまだ枯れきっておらず、緑色をしているので鮮度が良いと判断しました。

ヤフオクやメルカリなどネットで購入する際などは株の近くから写真を撮ってもらうのが良いと思います!

主根部分は完全に乾燥機み…

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主根部はカサカサに乾燥した状態でした…

届いてみると、主根は乾燥しきった状態でした。

腐りなどではない様子だったので、今回は主根を切って発根管理にすることにしました。

Step.2
主根を切り、発根促進剤等の薬剤に浸ける

このように主根をのこぎりでカットしました
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主根をノコギリでカットし、短時間だけダコニール、オキシベロンに浸けました!

アデニア・ペチュエリーの発根管理は初めてですが、他の植物同様に主根をカットし、発根促進剤を使用しました。

アデニア・ペチュエリーの主根は太く、剪定鋏ではカットができないのでのこぎりを使用してカットしました!

灌木や大きいコーデックスの主根のカットにはノコギリがあると便利なのでおすすめです!

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発根促進剤は使用しなくても良いですが、輸入した場合は殺菌のダコニールやベンレートはなるべく使用した方が良いと考えます!

使用する場合は以下を参考にしてください。

使用する薬剤と時間

  • オキシベロンとダコニールに半日浸ける
  • オキシベロンは100倍希釈
  • ダコニールは500mlに対して数滴

オキシベロンとダコニールにそれぞれ3時間程度浸けます。

※通常6時間ずつくらい付けるのですが、根元がえぐれており長時間水に浸けるのは避けた方が良いと判断。そのため今回がいつもよりも短い時間となっています。

消毒用にダコニールに3時間程度浸けています。

ダコニールは500mlに対して数滴垂らして使用しています。

ダコニールで消毒後にオキシベロンは100倍希釈(大体)に同じく3時間程度浸けます。

正直希釈はそこまで細かくせず、おおざっぱにしております。

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Step.3
乾燥後に鉢に植えて管理をする

  • 蒸れに弱いため排水性の高い土、通気性の高い鉢を使う
  • 今回は試しにザルで管理してみました
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知り合いからザルでの管理を紹介されて今回挑戦してみました!

アデニア・ペチュエリーは蒸れに弱いため「排水性の高い土」「通気性の良い鉢」を使用するとよいそうです。

今回は知り合いから紹介された「ザル」で発根管理に挑戦してみました!

全面メッシュ構造で、小粒程度の土であればメッシュから出てしまうこともなく、普通に使用することができました。

ザルは100円ショップのセリアで販売されていたザルを使用してみました。

おすすめのアイテム

今回使用したのは「GREAT MIX CULTURE SOIL」を使用しました。品質が非常に高くおすすめです!

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アデニア・ペチュエリーが今回は大きいサイズのため、プラステラに入らなかったためセラアートを使用。

ふるい付の土入れは微塵をある程度取り除くことも出来ておすすめです!

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これらに植えたら水をたっぷり上げて微塵を抜き足ります。

水をたっぷりやったらあとは温度の高く、乾燥した場所で管理するだけです!

最初の水やりをするときに活力剤「メネデール」を使用すると良いと言われています!

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メネデールは肥料と違い、薬害などが出にくく使いやすいのが特徴です。

発根管理や普段の水やりにも入れると植物が元気になるので非常におすすめです。

Step.4
温度が比較的高く乾燥した場所で管理

アデニア・ペチュエリーを植える時のポイント

  • 温度は25度以上にする(重要)
  • 乾燥しやすい通気性の良い場所で管理する
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温度が25度以上をキープしました!

発根管理では原産地同じような環境にすることが重要です。

そのため基本的には25度以上で管理した方が発根の成功率が高いと筆者は考えます。

アデニア・ペチュエリーの管理方法

必要な温度25度以上
水やり土が乾いたらたっぷりと上げる
春・夏外管理でOK
秋・冬気温が低いので屋内
可能であれば温室がベスト!

気温が低いと発根はしないため、気温・温度は高くなるようにします。

水やりは土が完全に乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。

腰水などは不要と考えています。

管理場所は春・夏は外管理OKです!

秋・冬は気温が低いのでなかなか発根しないので温室があればBESTです!

温室があれば温度を高く維持でき、サーキュレーターで乾燥した状況も作り出すことが可能です。

簡単な温室の作り方もこちらの記事で紹介していますので、是非ご覧になってください!

【初心者必見】コーデックス、アガベの簡易温室を超簡単自作・DIY!

まとめ

今回はアデニア・ペチュエリー(Adenia pechuelii)の発根管理について解説させていただきました。

発根済みのアデニア・ペチュエリーを購入するのも良いですが、発根管理から管理して育てるのも成長が楽しめお勧めです!

是非、アデニア・ペチュエリーの発根管理に挑戦してみてください!

このブログでは他にも植物の発根管理方法などもご紹介しているので是非ご覧になってください!

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